株式会社米澤製油

米澤製油とは

米澤製油のこだわり、歴史についてご紹介します

ごあいさつ

米澤製油(株)は1892年(明治25年)に埼玉県熊谷市で創業しました。「安全が確認できないものは使わない」という信念のもと、当社では一貫して食の安全性を追求してまいりました。

当社のなたね油は、遺伝子組み換え混入防止済菜種のみを使用し、溶剤(ヘキサン)抽出を行わずに圧力のみで搾油し、お湯で油を何度も洗う湯洗い洗浄法で精製しています。また、製油後の添加物使用は一切ありません。

これからも社員一同、安心・安全でおいしいなたね油を食卓へお届けすることに取り組んでまいります。

代表取締役社長 森田政男

米澤製油3つのこだわり

1.遺伝子組み換え混入防止管理済の菜種のみ使用しています。

日本では、なたね油の原料となる菜種のほとんどはカナダやオーストラリアから輸入しています。その約90%は遺伝子組み換え(GM)菜種ですが、遺伝子組み換え作物が人体や環境へ与える影響についてはいまだ議論があるところです。「安全が確認できないものは使わない」という信念のもと、当社が使用する原料菜種は、すべて産地を指定し、栽培・流通の各段階で分別していること(IPハンドリング)が証明されたものだけに限定しています。

2.食料自給率向上のため、国産菜種を積極的に使用しています。

国産菜種の生産量は年間3,000tを超えるまで回復しました。菜種は栽培に手間がかからず、菜種を植えた後の畑では他の作物の生育が良くなったり、収量が上がったりする有用な作物です。しかし、その使い道がなければ生産量は増えていきません。当社は、東北農業試験場が育種した低エルカ酸品種「キザキノナタネ」が平成2年(1990年)に奨励品種となって以来、国産菜種の大半を継続的に購入し搾油することで、農家の方々を買い支え、食料自給率向上に努めています。

3.圧力のみで搾油し、湯洗い洗浄法(特許取得製法)で精製しています。

一般的なサラダ油は、圧搾法と抽出法を併用して搾油します。抽出法ではノルマルヘキサン(石油関連製品)が使われ、圧搾後の原料に残った油分を極限まで溶かし出します。また、精製工程では、リン酸、シュウ酸、苛性ソーダ、活性白土を使用して効率良く精製します。当社では、ヘキサンによる溶剤抽出は行わず、圧力のみで油を搾っています。リン酸や苛性ソーダによる精製も行っていません。製油後の製品へのシリコーン(消泡剤)の添加も行っていません。

※原料種子の品質によっては、精製工程で天然物由来のクエン酸、活性炭、酸性白土(原土)を使用する場合もあります。

  • 圧ぺん機
  • 菜の花
  • 油粕